21歳、すきの宛先
3/30の日付がたいせつなものになってから八回目のきょうも変わらずにおめでとうを言えていること、すごくすごくうれしい。だいすきでたまらないひとがまたひとつ煌きをかさねる日。
おめでとう、おめでとうね。
お誕生日をお祝いするたびに、あっ わたしこの子のことがすきだ…!とおもったときの気持ちをおもいだします。一目惚れだなんてそんなものほんとうにあるんだろうか…といまでもおもってはいるのだけれど、でも、でもね、あれはたしかにそういう、所謂〝びびっとくる〟感覚だった。あんまりにもかわいくてかわいくて、触れたらフワンッと消えていなくなっちゃいそうなくらいまっしろで可憐でぴゅあっぴゅあで。たぶん、惚れるというよりも守りたさだとか愛おしさだとかのほうがおおきい、なんともいえないとくべつな心地がしたのを憶えてる。
この光にたくさん救われてここまであるいてきたんだなってこと、わたしの世界のいちばんにはずっとマリウスくんが居てくれたことに気づいては、うれしくてうれしくて泣きだしそうになります。
お祝いの言葉をつらねていると、20歳のマリウスくんがおわっちゃうことが途端にさみしくなってきたり。かなしいとかじゃなくってね。さみしい、恋しい。いちねん前、大阪へゆくこと叶わず おうちで一人おめでとうをしたときから、まいにちが好きで溢れてた。きょうもすきだよ〜ってくる日もくる日もおもってた。
そう、いちねん前といえばあのときのバースデー動画、わけわかんないくらい ふうまろとけんとくんがふざけ倒していて、しょりくんに至ってはそりゃあもうご機嫌のようすでマリウスくんのことぺちぺち触りまくっていて。いつまでたってもお兄ちゃんたちに振りまわされちゃう末っ子さん、と〜ってもラブです。
不安が延々とうずまく世界のなかで、
ぷつんと糸が切れたみたいにこころも身体もくたくたになってしまったある日の夜、「ボクもいるよ!Sexy Zoneもいるよ!」の言葉が光だった。柔らかくてほんわりとした、だいすきなだいすきな声だった。せくし〜たちのこととなるといつも涙腺ゆるんゆるんなわたしだけど、あのときばかりはちっちゃなこどもみたいに泣きじゃくったこと、おもいかえしては胸がじんとする。
ずっとずっと、彼らしくまっすぐに、たしかな強さを纏ってそこにいてくれたのだよね。当たり前が当たり前ではなくなる、変わっていくこの世界を受けいれるための、するりとした心の在り方をおしえてくれた。暗いほうばかりへと傾いてしまうわたしのその気持ちごと掬いあげて、うなずいて、寄り添っていてくれた。
こんなふうに考えるのはどう? ってやさしく手をひいてくれるところが、マリウスくんのことを信じられる所以だとおもう。ものごとと向きあう力というのかな、マリウスくんがみずから身につけてきたそういう力に、わたしはすごくすごく憧れているし、救われています。
ほんとうに温かくて、うつくしいひと。
ここにいてくれたらどんなに どんなにうれしかっただろう、っておもう瞬間がたくさんある。うまく説明のつかない感情にこころが覆われて、ふいに涙がとまらなくなることもある。
でもそんなときにね、マリウスくんがくれた言葉たちがいつだって道標になってくれるんだよ。マリウスくんに絶対絶対しあわせでいてほしいから、わたしも自分の力でしあわせを見つけられるようになろうとおもえる。まずは自分自身をたいせつに、そのうえで他者を愛するひとでいようとおもえる。もろくて弱っちい心の持ち主だけれど、マリウスくんをすきでいる自分のことだけは、これまでずっと たいせつに抱きしめて生きてきた。ちいさなちいさな、数少ないわたしの誇りです。
Sexy Zoneをすきでいることが、ごはんを食べたりお水をのんだりするのとおんなじくらい当たり前のことになっているのだろうなあとおもう。たとえば気持ちや生活に余裕がなくなってしまったとしても、その時々にあった距離感で、いつでもこころにぴったりはまる感じというのかな。彼らのいる方向を見つめてみたらそれだけですごくすごくほっとして、なんだか泣きそうになる。
だから、熱が冷めるだとか泡になって消えていくだとか、きっともうそういう概念のなかにわたしの「すき」はいない。想いのかたちはきっとこれからもさまざまに変わっていくのだろうけど、それでも、真っさらにはならない。会いたさに滲む涙も、お腹かかえて笑う瞬間も、しあわせでいてほしいと願うきもちも、ちゃんとある。ちゃんとずっと、ここにあるよ。
ステージに立つマリウスくんってほんとうに綺麗で眩しくって、そのすがたを見つめるたびに、この子に出会えてよかった、すきになれてよかったとなんどもなんども想う。
いつも問いかけてくれる「みなさん、幸せですか?」がすき。「ボクも幸せです」ってはにかむ瞬間がすき。サインボールにちゅっとキスをおとす姿がすき。そぉちゃんに向ける愛いっぱいのまなざしがすき。王子さまみたいなお辞儀がすき。自分のうちわを見つけて ほわほわと笑うところがすき。
無数の光を浴びてステージに立つマリウスくんのことが、わたしはやっぱり、やっぱりほんとうにだいすきだよ。
こんなにも可能性に満ちあふれているマリウスくんとおなじ時代を生きられていることが、わたしにとってはいつまでも希望で、お守りです。いつかマリウスくんのように、深く広く世界を見つめられるひとになりたい。ゆっくりゆっくり、一緒におとなになっていきたい。
21歳、おめでとう。あなたの歩む道、えらぶ道すべてが、いつだって正解で本物だから、どうか想いのままにまっすぐにすすんでいってほしいです。
きょうもだいすきなひとたちに囲まれて、笑ってすごせていますように。穏やかでやさしいできごとが たくさん降り注ぎますように。
魅せてくれる世界ぜんぶぜんぶ、いつもすきの宛先だよ。
21歳のマリウスくん、元気でいてね。
あなたの在りたいように在ってね。
会えない日々もずっとずっと想っています。
2021.3.30
mih