キラキラ共和国

見惚れる

どこかであなたが笑ってる それだけで

 

きっと何にだってなれる、どこへだって行ける、可能性と才能に満ちあふれたひとだから。どうか心のままに未来を選んでいってほしいなと願っていた。もしそれがここではない別の道だったとしても、あなたが選んだ道ならぜったいに、光でいっぱいの最高の花道になる。そうおもいつづけてきた。

こんなふうに想いを寄せられるひとがいることは、とてもしあわせなことだなあとおもう。愛おしくて大切でだいすきなマリウスくんが、今日で23歳。おめでとう、お誕生日おめでとう!

 

 

昨年のおわりに、マリウスくんはアイドルとしての人生に幕を下ろして、新たな夢を胸に世界へと飛び立っていった。

あれからもう3か月も経つだなんてびっくりする。

いま思うとものすごいタイミングで体調を崩してしまっていたわたしは、あろうことか12月27日もこんこんと眠っていて、起こったできごとに気がついたのはお昼をとうに過ぎた頃だった。

ファンクラブからのメールをひらいたときのこと、今でもすごくよく憶えている。

大切なお知らせの文字をなぞる指はふるえていたこと、心臓の位置がはっきり手にとるようにわかる感覚と抑えきれなかった涙と、だいすきな顔を見れて声を聴けてただただほっとした自分がいたこと。しっかり受けとめなくてはと自分に言い聞かせたのも束の間、想いをいっぱい込めて誠実に綴られたメッセージを読んで、呼吸の仕方を忘れそうになるくらい泣きじゃくったこと。

 

それからはほんとうに、怒涛の日々だった。

 

2年ぶりのマリウスくん。ますます大人っぽく凛々しい顔つきになって、瞳にはまっすぐと、確かな決意を灯してた。画面にうつる姿をみてすぐに、ああすごいな、きっともうどの道に進んでもどこの場所にいても立派に輝いていけるんだろうなあとおもわずにはいられなくて。そうだよね、ほんとうにマリウスくんってこの世界の光だし、希望なんだよね、って頼もしさとさみしさでぐちゃぐちゃになりながら泣いた。

 

だけど、お兄ちゃんたちに見守られながらひと言ひと言たいせつに想いをとどけてくれるところも、ハートのお口でにこ〜っと笑うところも、とびきり最高なユーモアセンスも、ふとした瞬間に甘えんぼうな末っ子のお顔するところも、ほんとうに、切なくなるほどいつも通りで、なんにも変わっていなくて。ステージの上で歌って踊る姿は、ブランクを感じさせないほどにどこまでも堂々としていて眩しかった。

何度みても何度声を聴いても、やっぱりマリウスくんが世界でいちばんだいすきなひとだったよ。ずっとそうに決まっていたんだけれどあらためて、だいすきすぎるなあ、だいすきだったマリウスくんのままだなあとおもって胸がぎゅっとなった。

 

見たくて恋しくてたまらなかった光景があの日、あの瞬間まさにそこにあった。いままでとなにひとつ変わらないだいすきなだいすきな5人が、ぎゅっと集まって笑いあっていて。これ以上ないくらい最高に嬉しくてしあわせで。でも、それを手放す約束はもうすでにある。たしかな速度で終わりが近づいてくる。

耳がきいんとなって頭もいたくなるくらい泣いて、もうこれ以上は涙でないよ〜と何度もおもってはまた泣いたけれど、それでもじんわりと、やさしく温かく沁みていくさみしさだった。

自分のいる場所とか時間の流れとか、いろんなものがなんだかすごくふわふわとしていて、ほんとうに夢をみているようで。ずっと夢のなかに居たいのに、さみしくてさみしくてどうしようもないのに、悲痛な気持ちは心のどこにもなかった。いつの瞬間も幸せに満ちていた。すきでいてよかった、の気持ちで溢れてた。それから、マリウスくんのことが、もっと、もっとだいすきになった。

 

こんなの、宝物の記憶すぎる。2022年の冬は丸ごとぜんぶ、わたしたちの宝物。ことあるごとに思いだしては笑い泣きしてしまうんだとおもいます。

けんとくん、ふうまくん、しょうりくん、そうちゃん、まりちゃん。一生懸命考えて、考え抜いて、まっすぐな想いを伝えつづけてくれてありがとうね。奇跡みたいにうれしい時間を過ごさせてくれてありがとう。こんなにも素敵なかたちで、おかえりといってらっしゃいを言わせてくれてありがとう。

できるだけ多くのひとの気持ちに寄り添えるようにと言葉を尽くす姿は、泣きたくなるくらいに、どこまでもきみたちらしさで溢れていました。すきなところをぎゅっと集めてリボンをかけたらこうなります、の5日間だったよ。わたしね、5人のSexy Zoneがだいすきだよ、だいすきだったよ。こうやってちゃんと、またねってできる時間をもらえたことがうれしくて幸せでした。

 

出逢って歩きはじめたときはまだみんなあまりにも幼くて、個性も歩幅もばらばらで。足元がおぼつかなくて崩れてしまいそうだった瞬間が、たしかに存在していて。けっして平坦な道ではなかったけれど、それでも、計り知れない覚悟をもってグループを守りつづけてきてくれたこと、大切なものをその手で必死に繋ぎとめながら歩んできてくれたことを知っています。

どんな状況に置かれても、何度こけそうになっても、5人で前を向いてがんばってきたね。うれしいもくやしいもぜんぶぜんぶ抱きしめて、みんなで一緒に大人になって。そうしてあの日なによりも綺麗な、幸せいっぱいの区切りまで辿りついたんだよね。

Sexy Zoneがみせてくれる愛以上に美しいものをわたしは知らない。真面目で、不器用で、純粋で、どこまでもやさしくて。世界でいちばん愛おしいひとたち。

 

 

5人で、ずっと夢に見つづけてきた場所にも立ってくれた。これまでの道のりが、11年間のすべてがきらきらと輝いて祝福されているみたいな映像に、涙があふれて止まらなかった。

彼らがぎゅう〜っとお互いを引き寄せあいながら歩いていく後ろ姿を、天高く掲げられた手のひらを、5という数字の心強さを、きっとこの先も忘れない。光をたくさん溜めこんで潤むマリウスくんの瞳を忘れない。空間を抱きしめるように、両手を広げてドームの客席を見わたす表情を、その眼差しを、ぜったいにぜったいに忘れたくないな。もしかするといつか、遠くの記憶になって薄れていくときがくるのかもしれないけれど(それがおそろしくて、勝手に先回りして考えては胸の奥がひゅっとなってしまう)、でも今ここに想いがあったことは、5人のSexy Zoneをだいすきでいた事実は消えないとおもうから。これまでの日々にそう教えてもらえたから。時間を越えて、心で憶えています。

 

 

マリウスくんが届けてくれたたくさんの愛も、言葉も、ずっとわたしの心のなかで温かく光りつづけてくれていて、その灯りに気がつくたびに、ああきっとこんなにも尊敬するだいすきなひとに出逢えることはこの先ないだろうなあ、とおもいます。

そこから居なくなってしまうことを想像しきれないくらい、大きな大きな存在だった。背中を見送ったあとどうやって歩いていけばいいのか、わからなくて不安で、泣きながら深呼吸するしかなかった夜もあった。

だけどそんなときにいつも考えるのは、マリウスくんのことがだいすきでたまらないからこそ、ただ縋ったり寄りかかったりするのではなくて、きちんと自分の足で立って歩いていける人生がいいな、ということ。自分の人生は、自分自身で光らせていく。つらいこともままならないこともたくさんあるけれど、それでも続いていく毎日を愛せるような、芯の通った人間でいたい。最高に幸せだった瞬間を、忘れることのできない記憶を、そしてさみしさを、たいせつに引き連れながら生きていきたい。大丈夫、もらったお守りたちが抱えきれないほどいっぱいある。

だいじょうぶだいじょうぶ、ってはじめのうちは祈るみたいに唱えていたのだけれど、すこし時間がたった今は、よりいっそう強い実感として、だいすきだから大丈夫の気持ちをもっています。わたしは、このすきに守られて生きていくんだとおもう。

 

インスタのアカウントを開設してくれたとき、本当にうれしくてたまらなくて、いつもどんな時もしあわせにしてもらってばっかりだなあって涙が出た。マリウスくんが元気で、笑って、充実した日々を過ごしているんだと知れること。訪れた場所やそこでの経験、思考を共有してもらえること。世界で活躍する姿に、ほんのすこしでも触れさせてもらえること。けっして当たり前ではないからこそ、心の底からありがとうの気持ちでいっぱいです。特別な場所をつくってくれて、本当に本当にありがとう。

思い出も幸せもだいじに心にしまって、ときどきそっと取りだしては救いあげてもらいながら、すこしずつ、一歩ずつ、わたしもわたしなりの生活をがんばるね。さみしくて泣きたくなったら、あなたの言葉を思い出すね。

 

マリウスくんをすきな自分になれたことは、すごくすごくたいせつな、生涯抱きしめていたい誇りです。いつだってわたしを強くしてくれる。あなたに出逢えたからこそ知ることができた世界、選びとってこれた道、辿りつけた場所がたくさんあるよ。マリウスくんみたいなひとになりたいなあなんて昔よく口にしていたけれど、今もこれからも変わらずずっと、わたしにとって憧れであり道標だよ。

 

 

アイドルになったことを後悔したことは一度もありません、の言葉。だいすきなだいすきなアイドルからこういう言葉を聞けるなんて、こんなにもうれしいことがあっていいのかなあって涙がとまらなかった。いまでも反芻するたびに視界がぼやけてしまう。これから先も、この言葉をお守りにわたしはがんばって歩いていけるだろうなあと思えるような、ずっとずっと大切に抱えていたい言葉だった。

 

ステージの上のマリウスくんはね、いつも特別に光ってみえたんだよ。神様にえらばれて愛されてそこに立っているみたいな、天性の雰囲気を纏ってた。みつめるたびに、ああそっかこれが、〝うつくしい〟ってことなんだなあと思い知らされた。内面から滲みでる、唯一無二の美しさ。

豊かな心と聡明な思考をもって、既存のアイドル像を軽やかに塗りかえていくようなひとだった。ほんとうに多くの学びを与えてくれた。

マリウスくんがアイドルでいてくれたことで生まれた光や希望が、きっとこの世界にはいっぱいある。大げさじゃなく、この世は生きるに値するとわたしは何度も思わせてもらったよ。マリウスくんがアイドルとして歩んできた軌跡は、きっと数えきれないくらいたくさんのひとを勇気づけてくれてるよ。

人をしあわせにしたい、ってとびきりすてきな夢をもって日本にきてくれてありがとう。あんなに華奢だった背中はいつのまにか、グループの誰よりも大きく逞しくなったね。ひとりの男の子が立派な青年へと成長していく、儚くて貴重な時間を見守らせてくれてありがとう。これまでいっぱい愛してくれて、愛させてくれてありがとうね。

 

マリウスくんに出逢うことができてほんとうに良かった。マリウスくんのことをすきになれて、わたしはほんとうにしあわせでした。

 

 

23歳のマリウスくんへ

元気にしているかな。いまどんなことを考えて、どんな世界をみていますか?だいすきなあなたが、今日もどこかで笑って過ごしてくれていますようにと願っています。心も身体も守られた場所にいてね。健康に、しあわせに生きてね。いつのときも自分らしくいてね。どうか、どうか。

ライトを浴びて歌って踊るマリウスくんにはもう会えないこと、今でもやっぱりすごくすごくさみしいけれど、これからのあなたの人生も光に満ちたものでありますようにと心底祈っているし、そうであると確信もしています。いままでわたしが見つめてきたマリウスくんは、どんな道だって正解にして輝かせていけるひとで、そんなところがほんとうにかっこよくて憧れだったから。夢を追いかけつづけるマリウスくんの姿は、特別のなかでも最高に特別だから。マリウスくんならきっとぜんぶ叶う、叶えられる。どこまでも、自分の望む場所に向かって羽ばたいていってね。

未来のどこかでわたしたちの道が重なる日まで、またね。

 

 

3月30日は、やっぱりずっと大切な日付です。

だいすきなだいすきなマリウス葉くん、お誕生日おめでとう。あなたがこれからも愛に包まれて、素敵な人生を歩んでいけますように!

 

 

2023.3.30           mih